Fallout Pen and Paper d20

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1.名無しさん2017年06月09日 05時07分

Fallout Pen and Paper d20は、Glutton Creeper Gamesが開発し2006年ごろに発表したFalloutシリーズの一つである。
これはおなじみと言えるPCや家庭用ゲーム機で行う電子ゲームでは無く
アメリカでは知名度が高いダンジョンズ&ドラゴンズのゲームシステムをベースとしたルール体系であるd20システムを使用する紙とペンを使うRPG、所謂TRPGと呼ばれる作品となる筈であった。

このゲームを巡るあれこれは大体以下の通り。


2006年610日、GCGはInterplayとの契約交渉を終了させ
Falloutの d20 Modern OGL設定を作成、
プレイヤーズガイド、キャンペーンガイド、およびコンパニオンガイドが詰まった製品を発表した。

しかし、2007年58日、Interplayからフォールアウトシリーズの版権を買い取っていたZeniMax Media / Bethesda Softworksは、GCGに対して
Fallout PnP d20の製造を止めなければ損害賠償を請求すると通告。
要求の内容は、Interplayは2004年に同社が破産してから
Falloutシリーズの知的財産権をほぼすべて放棄していた事により、
2006年にはインタープレイがGCGにライセンスを与える権利を持っていなかった事。更にこの作品が曲がりなりともFalloutシリーズの一環として出る事は
べセスダが持つFalloutブランドに損害を与える可能性があると言った物であった。

どのような交渉が二社間で行われたかは不明だが、
結果としてはGCGの公式ウェブサイトからFallout d20のページが削除されてしまった事、更に2007年619日、同社がはFallout d20の設定を
米国南西部(ニューメキシコ、アリゾナ、カリフォルニア、メキシコ北部、ユタ、ネバダを含む)を
部隊としたExodusという別のゲームになってしまった事を見る限り
GCG側が要求を呑む形でこのゲームもまた、お蔵入りとなってしまったようだ

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